最近、格安simという言葉を知ったけど、実際にどういうものかよくわからない。
格安と聞くと、格安を実現するためにサービスの質が悪いんじゃないか?
自分で調べてみようと思ったけど、情報が多すぎて、何がなんだかよくわからない。
私としては非常に格安simはおすすめで、遠くの人が格安simを利用すべきだと考えています。
今回は格安simのメリットを徹底解説していきます!
Contents
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格安スマホ(格安SIM)のメリット
格安スマホと格安SIMは、全く同じと考えておいて問題ないです。
- 格安SIM=SIMカードのみ
- 格安スマホ=端末とSIMカード
この違いだけです。
重要なのはSIMカードが格安SIMサービスで契約したものかどうかだけ。
端末はIPhoneでもOKなんですよ?
安すぎる月額料金
まずは月額料金です。格安と言うだけあって、格安simの最大の特徴は月額料金の安さでしょう。
今利用しているキャリアのスマートフォンの月額料金が高いなぁと思っている方であれば、格安simを検討する余地があるといえます。
なぜ格安なのかというと、サービスの質が悪いわけではありません。
まず回線を自社で持たずに、Docomoなどのキャリアから回線を借りる形で、サービスを運営することによって、費用大幅に削減しています。その他、実店舗を持たないことで人件費を削減するなど、必要のない費用を削ることで格安を実現しているのです。
多くの人が誤解している「格安」の意味をまず知ってください。
スマートフォンを利用する人によっては、3大キャリアのスマートフォンと、格安simのスマートフォンで何も変わりはないという人がかなりいるはずです。
その内容については後述しますが、月額料金が低いからといって性能が悪いということではないということをここでは知っておいてください。
普段の利用に変化がないのであれば、月額料金は安い方が良いに決まっています。格安というよりも元々のドコモなどのキャリアが提供するサービスの方が「格高」だったのです。
他社の参入障壁の高さを利用してビジネスを独占していた悪癖というわけです。
最新機種に変えやすい
最新端末の機種に変更しやすいのもメリットの1つ。
格安SIMはSIMカードを契約するので、端末は対応していれば何でもOK。
dokomoなどのキャリアの場合、店頭でセットで購入しますよね。
端末が古くなったタイミングでしか新しい携帯に変更する機会がないはず・・・。
格安SIMなら、気になる端末が出たら、端末代だけ支払って切り替えることが簡単行えます。
長電話しない人に超おすすめ!
今スマートフォンを利用していて月にそこまで電話しますか?
よく電話を使うという人であれば、格安simサービスの利用するのは少し考えた方がいいかもしれないです。
基本的に格安simサービスでは電話料金が高いです。
最近になって、「かけ放題」などのサービスが提供され始めてきましたが、それでも月に何回までの利用制限や、1回5分まで無料といった制限があるため、長時間電話を利用するという人の場合、格安simは利用しない方が良いです。
仕事用も兼ねたスマートフォンで、頻繁に電話するという人は、格安simサービスを利用するとしても電話料金が一番かからないプランを選択すべきです。
そうではなく、月に電話する機会もほとんど数回しかない。しかもlineの無料通話でも問題ない。そういった方であれば、格安simサービスがおすすめです。
スマートフォンの利用用途が、ネット通信がメインという方であれば、格安simサービスで十分問題ない方が多いはずです。電話をそこまでしないという人も格安sim利用するべきでしょう。
キャリアメールの面倒がない
格安simのデメリットとして、ドコモなどのキャリアメールを利用することができなくなります。
キャリアメールがどうしても必要だという人は、格安simサービスは利用すべきではないということになります。
でも、キャリアメールってどうしても必要ですか?私はスマートフォンを利用し始めてから、キャリアメールは使わなくても全く問題は起こっていません。
Gmailなどのフリーメールで、何の問題もないです。
キャリアメールもあくまでただのメール。それもいつなくなるかもわからないものでしょう。
私としては、キャリアメールがネックであれば、これを機に見直していただき、その他のやり取りの方法、フリーメールでも良いですし、LINEによるメッセージのやり取りに移行しても良いと思います。
私の母も60を超えてからLINEを使い始めましたが、今ではlineしか使わなくなっています。メールってアドレスの設定とかいちいち面倒くさいですからね・・・。
高速な回線速度で利用できる
格安simサービスは、確かに混雑時などに回線速度が遅くなるといった声もあるようですが、それはごく一部の話です。
常に回線速度が早い状態でなければ不満があるというようなヘビーユーザーの方であれば、3大キャリアのスマートフォンを利用された方が良いかもしれませんが、3大キャリアのスマートフォンでも回線速度遅くなるときは遅くなります。
自宅ではwifi接続すれば、回線速度は全く問題ないでしょう。
外出時に動画やゲームなどを利用するので、回線速度が速くなければ不満という方以外は、多少の回線速度が遅い時間帯があっても、不満なく利用している人もいます。
そういったヘヴィーユーザー以外は、格安シムで問題ないでしょう。
端末代金も安い
格安simサービスによって、動作が不安定な端末があります。公式サイトで動作確認が取れた端末については、一覧表記されています。基本的には最新の端末であれば、問題なく動作はするはずです。
予め公式サイトでも確認できますし、既に持っている端末で利用する場合は、他の端末で動作する格安simサービスで契約すれば問題ありません。新しく端末を用意する場合は、利用したい格安simサービスで、動作端末ご確認すれば良いです。IPhoneも対応している格安simサービスがほとんどです。
端末の性能も全く問題ありません。むしろ少し古いキャリアのスマートフォンであれば、新しく格安simサービス用に購入する端末の方が性能が良いでしょう。
日常の利用用途であれば、そこまで高い性能の端末も必要ありませんし、安いものであれば、1万円台から端末を購入することができます。
格安SIMの電波状況
電波状況については、キャリアから回線を借りているので、回線を借りたキャリアと同じ電波状況ということになります。
Docomoから借り入れはdocomoの電波範囲と同じ。Auならauというわけです。
仮にsoftbankのiphoneを利用していて、Iphoneは使いたいけどSoftbankの電波に不満があって、月額料金も安くしたい。そんな方の場合は、IphoneのままSimカードのみをドコモ回線の格安シムサービスに載せ替えることで、ドコモの電波を利用することができます。
本来こういった端末と回線は分けて選択できるようになるべきなのです。総務省などもそういった方向性で、現在の協議が進んでいるようです。simロックの問題もまさにそういった問題で、徐々にSIMロックの緩和が進んでいます。現在はSIMロックは半年間を解除できない制限がありますが、この期間も短くなるようです。
少し話がそれましたが、格安simサービスは専用の電波状況を持つわけではなく、回線を借りているキャリアに依存するということです。
⇒IPhoneを安く買う方法!格安SIM+IPhoneなら月額料金も最安になる?
おすすめの格安simサービス
長々と見てきましたが、格安simサービスの良さについて分かっていただけたでしょうか?
もし自分の利用用途で、格安simで問題ないと感じたのであれば、ぜひ公式サイトなどで詳しい情報を確認していただきたいと思います。
最後におすすめの格安simサービスをご紹介しておきます。
mineo(マイネオ)
関西電力グループのケイオプティコムが提供するmineoです。マイネオの特徴としては、マルチキャリア対応ということで、Docomo回線とau回線の両方に対応している点です。
ドコモとauの回線に対応していることで、動作端末の数も豊富にあります。
月額料金の安さの業界最安値水準で、回線速度の質も高く、パケット共有などの面白いサービスの展開されています。
格安SIMサービスのポイントまとめ
長々と説明してきましたが、格安SIMサービスが気になっている方に、格安SIMサービスのメリットとデメリットをわかっていただけたと思います。
格安というだけで、全面的に性能が劣るわけじゃないんです。
どちらかというと、今利用している用途によって、契約すべきかどうか異なるということです。
そしておそらく多くの方が、格安SIMサービスでも問題ないはずです。
そういった方は、格安SIMサービスの方が月額料金が大幅に下がるので、とてもお得なんです。早く変えれば変えるほど、費用が浮いて他の選択肢にお金を使うこともできます。
もし本気で検討されているのであれば、各サービス内容の詳細だけでも確認しておきましょう。
格安SIMを検討している方の参考になれば幸いです。